1)植栽の管理について

植栽の管理、『水やり』についてです。

何も知らずに、気がついたら植えて数カ月の植木が枯れてしまった、という方は多いと思います。でも、新築で初めて庭木を管理される方がほとんどなので、わからなくて当然です。工事側も『水やり』の説明をしてると思いますが、なかなか伝わってないです。

枯れてしまうと、自分も寂しいので、今後の参考になれば、と思ってます。

水やりについて

水やりが管理の基本

鉢植えではない庭木(直植え)の場合、降雨があるので水を与えなくても大丈夫と思われがちです。たしかに、水を求めて根を伸ばすことが出来ます。しかし環境によりますが、水は不足してる可能性が高いです。限られたスペース(花壇や、駐車スペースなどのわずかな箱抜き)の中で十分な水分を保てないケースが多々あります。この場合、根から吸い上げた水で栄養を確保する植物は、枯れます。

住宅地は造成により、土壌も様々です(やせ地や、切土した粘土質のままなど)。庭師さんたちは、状況に応じて腐葉土等をまぜ、土壌改良を加え植え付けますが、やはり植樹後には、水はけはもちろん、植木(葉の色等)の様子を、水をやりながら、見ていくことが大切です。

植えつけ直後が重要

乾燥に強い樹種でも、植え付け直後は、根づくまで乾燥させないようにします。土と根が密着し、新根が伸びるような状態にするまで、2週間くらいを目途に毎日水やりをしてください。

一度にたっぷり、です。

表面が濡れる程度では、土中の根まで十分に水が行き渡りません。植樹した高さ2.5mの樹木の根は、30㎝~50㎝程の地中まで既に広がっております。根の先まで水が届くように、ホースでたっぷり、水をあげてください。5分程度あげ続けると十分だと思いますが、庭師さんが水が溜まりやすいように、足元に作った土手のくぼみに、水を2回程溜めるくらいを目安にしてください。

水やり1水やり2

水やりの頻度

樹種、土壌環境、配置による環境(軒下で雨が降りこみにくい等)により、頻度の目安を一概には決められません。土を触り乾燥具合を確認出来れば良いと思いますが、一週間の中で曜日を決めて、続けていくことも大切です。

他の注意点など

夏の暑い時期等、冷ます効果として、「葉水をかける」といいますが、基本的にはあまりおすすめできません。水滴がレンズとなり葉がヤケドを負う可能性があります。

季節によって時間帯にご注意ください。猛暑時には、出来るだけ涼しい時間帯、寒い時期は、気温が上がってから、という具合です。水分が熱くなりすぎたり、凍ってしまうと、根を痛めてしまいます。

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